今流行中のオミクロン株、この激烈な感染力は防御しようがないですね。
こちらができる対策といえばもうワクチンしかないので、3回目のモデルナは早めに接種したいと思います。

コロナは風邪になったのか否か論では個々人の症状を問題にしていますが、コロナが感冒と決定的に違うところは現時点でほぼ全人類にコロナに対する免疫がないことで、そのためウィルスに暴露するとほぼ100%の確率で発症してしまうことがそもそもの問題なのです。
そこにもともと体力や抵抗量のない老人や基礎疾患のあるひとの層の集団感染が起きるとたちまち病床が圧迫されます。病院がコロナ患者で埋まってしまうと他の疾患の治療ができない弊害が出てきます。玉突きで病人が増える悪循環です。
これを防ぎたいのが医療機関で、そのための規制を求めているわけですね。
医療機関は自己の責任をベストな方法・環境で果たしたいと言っているわけで、それには完全同意であります。
医療機関は「経済かコロナか」の二元論で考える必要はないので当然です。
それを考えるのは政治ですが、それでもこの極端な二言論はいささか危険な考えではないかと思うのであります。
健康と経済活動はどちらも健全な社会には必要なものですから。
現行のワクチンの効果が6ヶ月である以上、治療薬やワクチンによるソフトランディングで集団免疫を得るまでは今のような状況が続くと見た方が妥当で、それまでは臨機応変に社会を切り替えて行くしかないと思うのです。
脊髄反射で言いっぱなしで文句を垂れるのは簡単ですよね。文化人っていうのはそういうものではないでしょうに。
あと、「もう年寄りは死んでもいい」発言は個人の意見としてはご自由にですが、医療関係者はそういう考えの人たちではないので、権限や責任ある人が最前線の人たちの心を挫くような発言をしていいものではないと思います。
posted by トミヤマジュンコ at 14:25|
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